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こんにちは。小学生の頃、押入れで勉強していた院長の平内です。私の父親が押入れを改造して勉強部屋にしたんです。これが意外と落ち着くんです。

骨粗しょう症の治療薬であごの骨が壊死することがあります。

日本では、骨粗しょう症の患者さんが1100万人いると言われるおり、年々増加傾向にあります。

80歳代では女性のほぼ半数、男性は2～3割が骨粗しょう症にかかっていると言われています。

骨粗しょう症は骨がもろくなり、足の骨を骨折しやすくなります。骨折するとなかなか治りません。現在、約12万人もの方が骨粗しょう症の骨折が原因で寝たきりになっています。

そして、この骨粗しょう症の治療薬の副作用で、あごの骨を壊死させる可能性があるのです。

あごの骨を壊死させるのは、骨粗しょう症のお薬のうち、ビスフォスフォネート系薬剤のボナロン、アクトネル、べネット、ボノテオなどのお薬です。

ビスフォスフォネート系薬剤でなければ飲んでいてもあごの骨には全く影響はありません。

このお薬を長期服用していると、歯肉に骨の一部が露出したり、腫れたり、痛みを伴うなどの症状が出る場合があります。

重症になると、上あごに大きな穴が開き、口から鼻へ水が入ったり、歯が抜け落ちるなどの報告もあります。

これを予防するには、定期的に歯科の検診を受けることと、常にお口の中の衛生状態に気をつける必要があります。

骨粗しょう症のお薬をお飲みの方は、どんなお薬なのか、一度ご確認下さい。