中延の歯科・歯医者なら、中延駅徒歩2分・荏原中延駅5分の平内歯科クリニック。

中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックでは、いままでの診療の中で注意すべき歯の症状について説明しています。今回は、上顎７番頬側齲蝕についてです。上顎７番とは、上の歯で一番奥の歯のことです。頬側とは歯の頬っぺた側のことです。また、齲蝕とは虫歯のことです。よって、上の一番奥の歯の頬っぺた側にできる虫歯を意味しています。まず、上の一番奥の歯は歯ブラシが非常に当てづらいです。歯ブラシの毛先が当たっていない部分のプラークは除去することができません。歯を磨いているつもりでも毛先が上手く当たらなければ虫歯や歯周病の原因であるプラークが除去できないのです。この上顎７番は毛先がしっかり当たっているかどうかを確認しながら歯磨きを行うことが困難です。さらに、この上顎７番の頬っぺた側には、お口の粘膜が強く被さってくるので、歯ブラシの頭の部分が７番まで届いていないということもよく起こります。以上のような理由から上顎７番の頬側部分にプラークが蓄積されて虫歯が発生しやすくなりますし、歯周病にもなりやすくなります。上顎７番の頬側の虫歯は、歯の生えている位置や向きによって非常に治療が困難な場合もありますので、虫歯にならないようにケアをする必要があります。中延の歯医者、平内歯科クリニックからのアドバイスとしては、奥歯は何となく感覚で磨いていることが多いと思いますが、虫歯や歯周病予防のためには奥歯までしっかりと歯ブラシが届くように意識して磨くようにしましょう。その際には、お口を大きく開けると頬っぺたの粘膜の力が強くなって奥歯まで歯ブラシが届きづらくなります。お口を閉じると粘膜の緊張が緩んで奥歯まで歯ブラシが届きやすくなるということを覚えておきましょう。