中延の歯科・歯医者なら、中延駅徒歩2分・荏原中延駅5分の平内歯科クリニック。

中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックでは、いままでの診療の中で遭遇したケースについて説明しています。入れ歯を入れている方で、「食事をすると唇を噛んでしまう」あるいは「食事をするとほっぺたの内側の粘膜を噛んでしまう」という症状について説明したいと思います。まず、食事をすると唇を噛んでしまうという症状について。過去にこんな患者さんがいらっしゃいました。他の医院で上の総入れ歯を作ってもらったのですが、何度調整しても唇を噛んで困るというものでした。下の前歯は天然歯で上は総入れ歯というケースです。下の前歯が出っ歯になっていて、上の入れ歯の歯と噛み合わせた場合に、歯と歯との先どうしで噛むような噛み合わせになっていました。このような噛み合わせだと食事のたびに唇を噛んでしまうのです。上の歯をもう少し前に出すことにより全く唇を噛まなくなりました。今度は、頬っぺたのお肉を噛んでしまう症状ですが、これも上の歯と下の歯の噛み合わせの不一致が原因で頬っぺたの内側の粘膜を噛んでしまいます。入れ歯の噛み合わせを調整することで粘膜を噛まなくなります。入れ歯を新しくいれると、噛み合わせに慣れるまで唇を噛んでしまうこともありますが、しょっちゅう噛んでしまう状態は粘膜にはよくありせんので、噛まないように調整してもらいましょう。