抜歯になるかどうかの判断基準とは?
2018年11月14日
ずっといつまでも自分の歯で噛めるようにしたい。誰しもそう思うものです。今ではどこの歯科医院でも極力歯を削らない、抜歯しない治療を心掛けています。しかし、歯の状態によってはどうしても抜歯せざるを得ない症例もでてきます。抜歯の判断はどのようにして判断するのか?その判断基準について説明したいと思います。ただし、お口に中の状態、歯の状態は各個人によって異なるため、抜歯の基準は患者さんによって変わるということを覚えておいてください。まずは親知らずについて。親知らずは歯肉の中に埋まっていたり、お口の中で一番奥に位置しているために歯ブラシもしっかり届きづらく、虫歯にもなりやすいと言えます。虫歯の深い進行、歯肉の炎症を繰り返す、歯並びを悪くするなどの原因になる場合は抜歯した方が良いです。次に深い虫歯の場合について。虫歯が歯肉の中まで深く進行しているようなケースでは、歯を支えている骨よりも深く進行した虫歯の場合には抜歯の適応となります。差し歯や被せ物をつけられるだけの歯の根っこの強度がない状態だからです。歯の根っこが割れているケースでは、歯肉が腫れたり、物が噛めない、被せ物が取れるなどの症状が発生します。根っこの中深くまで割れてしまうと修復が出来ませんので抜歯の適応となります。歯の根っこの先に膿がたまって歯肉が腫れたり、痛みを繰り返すようなケースでは、根っこの消毒を行っても完全に治らない症例、外科手術でも治療が難しいケースでは抜歯の適応となります。そして歯周病が進行したケースでは、歯のぐらつきが大きく固定できない場合、治療をしても痛みや腫れが収まらない場合、噛むことが出来ず食事に支障をきたすような場合では抜歯の適応となります。以上は、あくまでも一般論で、歯の状態によっては治療可能なケースもあります。
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