抜歯後歯を入れないことによる噛み合わせの影響について。
2018年11月16日
虫歯や歯周病、歯の破折、根っこに膿がたまって抜歯に至るケースがあります。歯を失った場合には、通常噛み合わせを新たにつくるためや、審美的な回復のために抜歯した部分に歯を入れます。まれに抜歯したあとに歯を入れずにそのままになっている方を見かけますが、しっかりと噛み合わせを回復することが望ましいです。抜歯後に歯を入れずにおくと、前後の歯の傾斜、噛み合う歯が延び出る、噛み合わせの負担が他の歯にかかるなど全体的な噛み合わせのバランスが崩れることになります。また、抜歯後に噛みづらいために、反対側の歯でつねに噛むようになる場合があります。それが習慣になると片側だけでした食べ物を噛まないようになり、そちら側の歯の負担が増えて虫歯や歯周病で歯を悪くする原因となり得ます。また片側で長年噛む癖がつくと、そちら側に顔が曲って見える顔貌の変換が起こることもあります。また、噛み合わせの変化によって、片頭痛、肩こりや首の痛みの原因、腰痛の原因になることもあり、歯を失うことでその他の部分にまで悪影響が起こることもあります。このように歯の噛み合わせは全身にも影響が及ぶのです。歯を失ったら適切な治療を受けて、しっかりとした噛み合わせを維持しましょう。
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