総入れ歯が合わなくなってきた場合について。
2018年12月08日
総入れ歯を新しく作った当初は入れ歯が問題なく使えていたのに、年数が経つにしたがって合わなくなってくるということが起こることがあります。これは、歯肉が少しづつ痩せていくのが原因です。通常、歯がない部分の歯肉は年々少しづつ痩せていきますので、総入れ歯と歯肉の間に隙間が空いてくることになります。総入れ歯は歯肉にぴったりと吸い付いているだけなので、歯肉が痩せると吸い付きが悪くなり、上の入れ歯の場合には食事のときに大きくお口を開けると入れ歯が落ちたり、しゃべっていると入れ歯が外れるということが起こりやすくなります。下の入れ歯の場合には、総入れ歯が浮き上がりやすくなる、または動きやすくなって歯肉に当たって痛む、歯肉と入れ歯の間に食べたものが挟まりやすくなるなどの症状が出やすくなります。歯肉は年々痩せていくものですが、痩せる度合いが少ない方から痩せる度合いが大きい方まで個人差がありますので、歯肉の痩せる度合いが大きい方は短期間で入れ歯が合わなくなりやすいと言えます。また、入院などが原因で体重が大きく減少した場合には、歯肉も同時に痩せてきますので入れ歯が緩くなってしまうということが起こります。いずれの場合でも、歯肉が痩せて入れ歯が合わなくなってきたケースでは、入れ歯と歯肉の間をぴったりと埋める材料を使って入れ歯を合せるか、歯肉の痩せ具合が大きい場合には総入れ歯を新しく作り変えて合わせることになります。
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