歯周病と糖尿病|中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニック
2016年10月07日
こんにちは。
小学生の頃、コーヒーが大好きで、両親が不在の時にコーヒーの豆を自分で挽いて、サイフォンでコーヒーを沸かしてこっそり一人で飲んでいた院長の平内です。
今、20人に1人が糖尿病です。2020年には、10人に1人が頓用病になるとの予想もあります。
食べ物が豊富になり、糖尿病と肥満が爆発的に増えたわけです。糖尿病になると、体がだるいだけでなく、網膜症や腎臓病など全身性の疾患に悩まされことになってしまいます。
糖尿病の方は、体内の細菌と闘う機能が極度に弱くなりますので、歯周病菌とも戦えず、歯周病菌の増殖を許すことになります。
そして、糖尿病性歯周病という一気に歯を破壊する病気になりやすくなるのです。
現在、歯周病をきちんと治療すると血糖値が下がり、糖尿病が改善することが世界各地の研究者によって報告されています。
糖尿病治療の基準となる、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値が、歯肉の治療により低下するのです。
従って、糖尿病になった人ほど口の中の細菌が増殖しない様に、歯磨きなどの口腔清掃を徹底すること、ならびに
定期的な口腔検査を受けて、歯のクリーニングを徹底的に行って、歯周病と糖尿病の両方の改善をはかる必要があるのです。
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