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中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックでは、今回は「舌がん」について説明したいと思います。なんと今、口腔外科専門医によると若い人に舌がんが急増！しているそうなんです。舌がんになるケースは少ないものの、舌がんには注意が必要です。かつてチェッカーズのドラマーである徳永善也さんが、2004年に40歳で亡くなっています。石原裕次郎さんは肝臓がんで亡くなっていますが、その前に舌がんで手術をしています。また、近年ではニュースでよくみかけた、TPP担当大臣だった甘利さんも舌がんの手術を受けています。甘利さんは舌に痛みを感じて舌の横に潰瘍状のものが出来ていることを発見して、耳鼻科を受診します。口内炎だろうということで軟膏を処方されますが治らいないため、大学病院の口腔外科に紹介されて検査を受けて舌がんが発覚します。下の3分の1を切除する必要があると言われたようですが、初期の段階だったため、なんとか切除の範囲が小さく済んで事なきを得たとのことです。舌がんの範囲が大きくなればなるほと切除の範囲が大きくなります。舌を大きく切除すると、しゃべることや食事をすることが困難になってきます。舌がんも早期発見が重要です。さて、舌がんが若い人に急増している原因は、「小顔」が原因です。顔が小さくなると歯並びも小さくなります。歯並びが小さくなると舌の横が常に歯にすれやすくなります。舌がんは機械的に刺激が常に加わると出来やすくなりますので、小顔になると舌の横側が常に歯に擦れた状態になって、舌がんを発症しやすいとのことです。また、舌をしょっちゅう噛んでしまうのも良くなととのことです。舌がんは早期発見がもっとも重要です。何か異変を感じたらすぐに、口内炎だろうと安易に考えるのは危険です。早めに検査を受けましょう。