金属の詰め物が取れた場合について。
2018年11月21日
奥歯の金属の詰め物が取れるということは、日常の診療でもっとも多く遭遇する症例の一つです。ほとんどがポロっと突然取れることが多いようです。特に奥歯は毎日の食事で噛む力が強く加わる部分ですので、金属を歯に接着しているセメントが噛む力ですこしづつ溶けだしたり、金属と歯質の境い目に隙間が開いたり欠けたり、金属の縁から虫歯が発生して取れることもあります。金属の詰め物が取れた場合には、その詰め物をもう一度装着することもあれば、新しく作り治す場合もあります。取れた詰め物をもう一度装着するケースとしては、歯に虫歯がなく、詰め物と歯質に隙間なくぴったりと歯に戻り、維持もしっかりと得られる時にはもう一度装着します。ただし、一度金属が取れると、どうしても適合がゆるくなるものです。そのため、取れた金属を再度装着しても再度取れることがあります。その場合には金属の詰め物を再製作することになります。虫歯がある場合には、虫歯を除去します。歯や金属の一部が欠けて明らかに隙間が開いている場合には、再度歯の形を整えて歯型を採り、次回に新しい金属の詰め物を装着することになります。いずれにしても、金属の詰め物はレントゲンや目視で異状が見れなくても、ある日突然取れることがあると言えます。
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