中延の歯科・歯医者なら、中延駅徒歩2分・荏原中延駅5分の平内歯科クリニック。

中延の歯医者、平内歯科クリニックでは、日常の診療で見られる症例について説明しています。エナメル質減形成、あるいはエナメル質形成不全とも言われる症状について。生まれつき乳歯や永久歯の表面のエナメル質がない状態です。エナメル質がない部分は黄色く見え、黄色く見える部分は象牙質で、この部分は虫歯になりやすいためケアが必要になってきます。特に乳歯の場合には、お母さんのケアが重要になってきます。通常、３ヶ月ごとの歯科医院でのフッ素塗布と経過観察、お母さんの日常の仕上げ磨きの励行、自宅でのフッ素塗布を行うことにより虫歯にならないようにケアを行っていくことが必要です。過去、エナメル質減形成のお子さんが虫歯がひどく進行したという症例はありませんので、しっかりとケアをしていけばよいと思います。エナメル質減形成の虫歯予防の一つの方法として、前回のブログで書いた「重曹うがい」も良いです。フッ素は歯質を強化することによって、虫歯菌が作り出す酸に対する抵抗力を上げることによって虫歯になりづらくします。一方、重曹うがいは、虫歯菌が作り出す酸を中和することによって虫歯予防を行うといった方法になります。詳しくは、中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックのブログ「重曹うがい」を参照してください。