中延の歯科・歯医者なら、中延駅徒歩2分・荏原中延駅5分の平内歯科クリニック。

中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックでは、日常の診療でよく見れらるケースについて説明しています。今回は、小さな虫歯についてです。「歯の検診で初期の虫歯が見つかった」「自分の口の中を鏡で見た見たら、歯の一部が黒くなっているのが見えたので、虫歯に違いない」など虫歯で歯科医院を受診するケースは多いです。虫歯が一度発生したら、自然には治癒しませんが、急速に内部に進行する急性齲蝕とほとんど進行しない慢性齲蝕があります。通常、歯の溝が黒く見えるけれども、痛むこともない虫歯は慢性齲蝕が多いです。ごく初期の虫歯、ちょっと歯の溝や間が茶色くなっていたり、ちょっと黒くなってるけれども穴が開いていたり、欠けたり、内部に虫歯が進行しているようなケースでは、むしろ虫歯を削らない方が歯に良いといった場合もありますので、ここは担当の歯科医によくご相談頂いた方が良いと思います。ということで、ごく初期の虫歯では、虫歯を削って詰めずにその部分のブラッシングを良く行って頂いて、経過をみる場合もあるということです。その場合に使用する歯磨剤には、必ずフッ素入りの歯磨剤を使用することをお勧め致します。通常は、フッ素は大抵含まれていますが、まれに歯周病に特化した歯磨剤だとフッ素が含まれていないからです。