中延の歯科・歯医者なら、中延駅徒歩2分・荏原中延駅5分の平内歯科クリニック。

中延、荏原中延の歯科・歯医者、平内歯科クリニックでは、いままでの臨床で遭遇したケースについて説明しています。前回は歯磨きの時に歯肉からの出血について説明しましたが、今回は歯肉からの自然出血についてです。歯肉からの自然出血で一番多いのが、朝起きた時に歯肉から出血している状態です。歯肉から出血する原因は、歯周病です。歯周病は、歯の周りの歯肉が炎症を起こしている軽度な状態から、炎症が歯肉の内部に進行して歯を支えている骨を溶かして歯をぐらぐらにしていく歯周炎と呼ばれる状態まであります。歯磨きの時に出血が起きるケースは、比較的炎症が弱いことが多いですが、歯肉から自然に出血する場合には炎症が強い状態です。なぜ朝に出血するのかというと、寝ている間に歯肉の炎症が強まるからです。起床時にはお口の中には常に唾液が出ていますが、眠ると唾液の量が大幅に減少します。唾液には歯やお口の中を洗浄したり、抗菌作用がありまので、唾液の量が減少する睡眠時に歯肉の炎症が強くなって起床時に歯肉から出血しやすくなるのです。ですので、中延の歯医者、平内歯科クリニックでは、寝ている間は唾液の分泌量が減少するため、寝ている間に虫歯や歯周病が進行しやすいときです。ですので、虫歯と歯周病の予防のために夜の歯磨きは特によく行うことをおすすめ致します。