打撲による変色について。
2018年12月27日
転んでぶつけるなど何らかの原因で歯を打撲することがあります。歯がどの程度の衝撃を受けたかによりますが、大抵のケースでは打撲による一時的な違和感や痛み、しみるなどの症状がでて、数週間で症状が落ち着くことが多いです。まれに打撲の衝撃が強いと歯質の一部が欠けたり、歯の脱臼が起こることもあります。このように、歯の打撲はよほど強い衝撃でなければ自然に治癒することが多いのですが、ごくまれに歯の打撲が原因となって歯の変色が起きることがあります。早ければ打撲から一ヶ月程度で起こり、歯の色が黒ずんで見えますので明らかに分かります。これは歯の神経が急速に壊死することによって黒ずんでみえます。また、打撲から何年も経ってから徐々に歯の神経が弱って壊死し、ある日ふと歯の色が変色してきたことに気付くことがあります。まれに、歯の変色に気付いたものの、歯をぶつけた記憶はないということもあります。いずれにしても、歯の色が黒ずんできた場合には、歯の神経は壊死しているため、壊死した神経は取って消毒を行い、お薬を詰めます。変色した歯は、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行っても効果はなく、元の歯の色には戻りません。このようなケースでは、ジルコニアクラウンなどの被せ物で審美的改善をはかる必要があります。
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