歯周病について
2023年02月23日
歯周病は、口腔内の細菌が歯肉に繁殖することによって引き起こされる炎症性疾患です。歯周病は歯を支える骨を溶かし、歯を失う原因となるため、早期発見と治療が非常に重要です。
歯周病の主な原因は、口腔内の細菌です。細菌は、歯垢と呼ばれる粘膜の上に形成される膜の中で繁殖し、歯肉の炎症を引き起こします。歯垢を正しく除去しない場合、細菌は歯茎から骨に広がり、歯を支える骨を溶かし始めます。
歯周病の初期症状には、歯肉の腫れや出血、口臭、歯の動揺があります。このような症状がある場合は、歯科医に診てもらうことをお勧めします。
歯周病の治療には、歯垢と歯石の除去が含まれます。歯垢は歯ブラシと歯間ブラシ、フロスで除去できますが、歯石は歯科医師による専門的な治療が必要です。また、歯周病が進行してしまった場合には、歯肉切開手術や歯肉移植などの手術が必要になることがあります。
歯周病の予防には、定期的な歯科検診と適切な口腔衛生が重要です。歯科医師や歯科衛生士は、歯垢や歯石を除去し、歯周病の進行を防止するために、プロフェッショナルなクリーニングを行うことができます。また、適切なブラッシングとフロスを行い、健康的な食生活を維持することも重要です。
歯周病は、口腔内の健康に直接影響するだけでなく、全身的な健康にも影響を与える可能性があります。歯周病は、心臓病や糖尿病、呼吸器疾患などの疾患と関連があります。歯周病の早期発見と適切な治療は、全身的な健康にも繋がるため、定期的な歯科検診と適切な口腔衛生を行うことは、健康的な生活を送るために重要です。
最近では、歯周病に対する治療法や予防法が進化しています。例えば、光線療法やレーザー治療を用いることで、より効果的な歯周病治療が可能になっています。また、口腔内に有益な細菌を導入することで、悪玉菌の繁殖を防止するプロバイオティクス製品も開発されています。
歯周病の危険性を減らすためには、喫煙を避け、ストレスを軽減するために適度な運動を行い、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。また、歯磨きやフロス、うがい薬の使用を習慣化することも、歯周病予防につながります。
歯周病は、放置すると歯を失う原因となる重大な疾患です。歯科医師との定期的なコミュニケーションを通じて、早期発見・治療を心がけ、口腔内の健康を維持することが、歯周病の予防につながります。また、口腔内の健康は、全身的な健康にも影響を与えるため、日々の口腔ケアを行うことで、健康的な生活を送ることができます。
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