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過去、アメリカにおいてこんなことが起こりました。

「２４歳男性が歯の感染症で死亡した」と報道されました。

歯科医は親知らずを抜歯する必要があると告げましたが、男性は当時無職で無保険だったため、抜歯しなかったそうです。

その後、頭痛と顔の腫れに悩まされ、緊急治療室に搬送されたものの、感染が拡大して最終的に脳に到達して死亡したそうです。このように、虫歯でも放置すると死亡の原因となることがあります。

虫歯は、ミュータンス菌と呼ばれる細菌が原因となって起こります。虫歯菌は歯周病菌と同様に血流にのって全身にまわります。特に、虫歯が原因となって死亡するケースの場合、脳や心臓が感染するケースがほとんどです。

今までに、高校受験生が虫歯を放置して試験前日に死亡した例や、ダイビングスクールのインストラクターの友人が虫歯で死亡した例を知っています。そのダイビングスクールの先生は、”虫歯で死んだ”  ということに非常に驚いていたのがとても印象的です。

また、虫歯を放置したたために、あごの骨が感染して骨髄炎と呼ばれるあごの骨が炎症を起こした方を知っています。何年も痛みが取れなかったとのことです。

このように、虫歯も放置すると命取りになることもあります。そして、共通しているのが、”歯医者に行くのが嫌で、我慢し続けている人” です。

虫歯も放置すると、大変ことになる場合もあるのでしっかり早めに治療しましょう。